真夏はそばに寄って欲しくないほどワキガで四苦八苦

思春期の頃からわきがで苦労しています。

 

部活で剣道をしていましたが、当時の高校はシャワールームもありません。

 

普通の汗ならさほどちょっとタオルで拭けば済むのですが、拭いたくらいでは臭いが取れない程のわきがです。

 

当時気になった女性がいて、部活が終わるのを待っていてくれて一緒に帰るのですが、とにかく自分の臭いが気になって人一人分離れて歩かざるを得ませんでした。

 

折角直ぐ側に大好きな女性がいるのに残念です。

 

真夏などそれだけ離れていても気になって会話に集中出来ません。

 

彼女もその距離が気になるのか距離を詰めようとするのですが、そうすると私がまた距離を取ろうと離れます。

 

そんな事が続いたのがいけなかったのでしょう、結局彼女との関係は自然消滅してしまいました。

 

大学に入り、制汗スプレーなるものを使うようになり少しは臭いが薄れたような気がしました。

 

それでも気になるので一日何度も使うので終いには脇がかぶれる始末です。

 

そうなると手術を考えるようになりましたが、何せ学生の身です。手術代など調達出来る訳もありません。

 

制汗スプレーの回数を減らして、一日何度もトイレで脇を拭く事にしました。

 

本当に面倒な体質です。

 

そんな事もあり、次第に人間嫌いになってしまったのです。

 

大学のコンパの誘いもほとんど断り、私を好きになってくれた女性に対しても冷たい態度を取るようになりました。

 

勿論、青春真っ只中です、可能ならデートもしたいですし、女性と腕を組んで歩きたいです。

 

でも、わきがが気になってそんな気分にもなれません。

 

結局女性と付き合う事なく無駄に歳月を費やしてしまったのです。

 

就職は事務職で夏場はエアコンが効いていてわきがが臭う心配は少なくて助かりましたが、営業の部署に配置転換してからはもう苦労の連続です。

 

営業から帰ると伝票整理があるので女性の事務員と席を並べての作業が待っています。

 

これがまた苦痛でした。出来れば離れて作業したい、そんな気分でしたね。

 

でも、その後制汗スプレーも段々効果的なものが開発された事もあり、今はそれに頼っているので夏場以外はほとんど臭わないようになり助かっています。

 

ただ、未だに夏はタオルで念入りに脇を拭いてから事務の女性と席を並べています。

 

昔に比べて今は便利な世の中になりましたが、それでもわきがには一生苦労しそうです。